2019年05月01日

20190501 新元号

改元がなされた。やっぱりよくわからないままで、年越しそばがトレンド入りしたこともうなずけた。
ただ、こういう形での改元は憲政はじめてのことであるし、生前退位は202年ぶりとのことなのだという。結局実質はじめてのことで、みんなよくわからないのだ。日にちも決まっていたし、前後は休みだし、そうなればまさに年末年始そのものだ。M氏からはあけましておめでとうというメッセージが来たし、N氏からは今元号もよろしくと来た。
きっとネットやテレビを観れば、いろんな様子や儀式の情報などが流れていて、改元を感じることができるのだろう。でもそうした映像はきっと後々まで残っているだろうから、目に焼き付けておかねばならないものでもない。無理に感じようとする必要もないだろう。

平成最後の4月30日は、たまたまもらった券でM氏と野球を観た。朝アロマに行き、そこから丸善をしばらく眺められたのがまずよかった。
丸善ではイディッシュ短篇集:これは目に付いた本がM氏となんとなく結びついたためだ:と、鷲田清一:きっと買うだろうから後回しにしようかと思ったのだけれど、どうにも目が合ってしまった。いったん『孤島』を手にとってレジに行きかけたが、やっぱりこれに替えた:を買った。この選択もよかったと思う。
東京ドームに入ってみると、われわれの席はなんと内野席の最前列だった。前のほうだろうとは思っていたが、これはまったく予想外だった。最前列は目の前がフェンスで足元が狭いなど、いままで考えたこともなかった。グラウンドを撮ろうとするとネットにピントが合ってしまう点も同様だ。
久々の観戦ということもあったし、気のおけない友人との観戦ということもあったし、そしてそんな席での観戦ということもあって、とても楽しんだ。試合もロースコアながら動きもあって面白かった。近くの席のおばあさんが焼き鳥を分けてくれたりもした。
そこから早々と山ちゃんに行き、おおいに食べた。改元や転職がらみの話などし、最後にチャーハンを食べて満腹になった彼とともにさらにロイホに行った。そこでは筋トレや抽象化の話題で盛り上がったり、聞き手付きの講座の効果について考えたりしながら、デザートをたのしんだ。あたたかいチョコレートが向こう側にたれてしまったりもした。
肌寒く、霧雨も降る天気だったが、とても楽しい一日だった。平成にやり残したことはいくつもあったが、こうして会いたい人と楽しく過ごして締めくくれたのは、改元がピンとこないとはいえやはり素敵な思い出である。次の改元がどのような形で訪れるのかはわからないが、こういう形でさわやかに区切りをつけられたらいいと思う。

今日はここ数日の反動であまり飲み食いする意欲がわかないが、ベアード吉祥寺のオープンを見たい気はする。そして何より、これからトッテナムvsアヤックスをチェックせねばならない。どちらが勝ってもどこか寂しい準決勝だが、個人的には8割がたアヤックスだろうと思っている。



Posted by くりおか at 09:50│Comments(0)
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