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2019年02月28日

粗忽者の一日

最新巻を読んでいて、ハタと気付く。あれ、国名が……
とあるライティングのお仕事で、記載した国名が誤っていた。はなから完全に取り違えていたので、あと数段慎重にならなければ気付けなかった。
まるまる置換すればよいので修正は容易であるが、始めたばかりでいきなりこれか…といささか参る。とりあえずこちらから再納品したが、まだ返答はない。

昼には仕事上の凡ミスで社名を直しそびれる。仕様がやや複雑で、その構築に気を取られていた。悪い意味でわたしらしいミスだ。
その後、半年ほど前に作成した某誌のデータを眺めていたら、こともあろうにある箇所の都道府県名がダブってしまっていた。せめてわたしが辞めるまでは、すべての人々に気付かずにいてほしい。
夕方には念のためお願いしたチェックで、これまた杜撰脱漏により注釈を入れて戻された。怖いからお願いをしたのだし、問題ないものもあったのでホッとする部分はあるが、しかしこれまたいかにもわたしらしい、つまらないというよりはある意味驚異的な、そして致命的なミスである。

夜になり、作業の目処がつかないながらも、本日中提出のESを書こうとログイン画面を開いた。するとそこには「募集は締め切りました」の文字が…おそらく午前と午後を間違えたのだろう。
いつもならば自己嫌悪でどうかしてしまうところだが、今日は思わず安堵してしまった。よかった、夜は休める。
起きてからずっとフル稼働で、もはや心身ともに機能しなくなっていた。体は痛いし、全然ものを考えられないのがよくわかる。もう一歩踏み込んだら危ないという気もしていた。だからチャンスを逃した悔しさや、自らのふがいなさを嘆く気持ちは、幸か不幸か生まれなかった。
もちろん落ち着くところは、早い準備でギリギリを避けよという、いつも通りの戒めである。ただ、この状況で今日を迎えてしまったというところからすれば、勘違いしていてよかった、と言いたくなる。まだまだ助かっている。  


Posted by くりおか at 22:20Comments(0)

2019年02月16日

品川宿

この地に引っ越して1週間が経とうとしている。まだまだ片付いてはおらず、その場しのぎの暮らしだが、快適で満ち足りた気分はつづいている。

今朝ふと、八ツ山通りを見渡したとき、そうかここは三島に近いのかもしれないと思った。
それから青物横丁までの道のりでいろいろ考えてみたが、さすがになかなか合点のいく材料は出てこない。ただ、このあたりから車の重要度が増してくること、喫茶店に乏しいこと、周辺は便利でもないが案外困らないこと、静かなたたずまい、平坦さなど、いろいろと共通点を挙げることはできる。そして何より、八ツ山通りと広小路がオーバーラップした、あの感覚が大きい。
ともあれ、だから、どおりで、わたしはここが気に入ったのだと思った。正直なところ、はじめは中途半端な場所を選んだものだと後悔もしたが、電車も困ることはないし、品川から遠く感じることもやはりない。タイプの違う銭湯が2件あるのも素晴らしい。そして毎晩、なんの変哲もない古い橋がわたしを迎え入れてくれる。よいところへ引っ越したものだと思う。  


Posted by くりおか at 10:51Comments(0)

2018年12月30日

30

30になったら夜食は控えようと思っていたが、ドーナツの前に瓦解した。だから早く冷凍してしまえばよかったんだ。
おなじく避けようと思っていた夜更かしや朝シャンは言うに及ばず。かといって語学や筋トレができているかといえば、そうでもない。人はそんなに早く変われないと、わかってはいたけれど。

20代のうちに読もうと思っていた本は早々と読み終えた。今年のうちに読もうと思っていたレヴィナス入門はまだ前半だ。

苦悩と失敗の20代が終わり、懊悩と自己嫌悪にまみれた2018年が終わる。

7時の電車で伊豆をめざす。荷物を持ち帰りたかったがあまり入らなかった。東京の部屋はほとんど散らかしたまま後にした。

しあわせな1年に、10年に、なるといい。  


Posted by くりおか at 09:04Comments(0)